≪不審電話の会話一例≫2012.4.10


ある会員(Aさん)から頂きました、不審電話の男との会話をご紹介します。

>毎日ご苦労様です。4月6日の午後3時ごろ、オールイン被害者救済委員会の男(竹田)と言う人物から損害金を取り戻すので次の弁護士に費用を払って下さい、と言う電話がありました。

簡単にやり取りを報告します。最初から素直に聞き、質問をしながら返答を聞きました。
弁護士の名前は、森山高一(東京都千代田区猿楽町1-2-5 電話03・3642・6292)

Aさん「あなたの言う、オールイン被害者救済委員会の所在他は何処ですか?」

男「東京都文京区後楽1-4-14、後楽ビル12F」と名乗り、そして、

男「弁護士に事前費用を支払い下さい。」と言うので、

Aさん「その訴訟は個人的な訴訟ですか?」と尋ねると、

男「合同です。」と言う。

Aさん「それなら訴訟意思のある被害者を集め弁護士を介して訴訟への経緯、合議、了解、被害金額等の詳細聞き取り等重要ですね、又、あなたは森山弁護士と、どのような関係ですか?」と尋ねたら、

男「弁護士より通達を依頼されてます。」と言うので、

Aさん「それは弁護士法第72条に抵触すると思います。」と言うと、徐々に引き、更に、

Aさん「もしあなたが資格が無いのに弁護士から斡旋を依頼をされ、 その弁護士の名を名乗った場合は弁護士法第27条に抵触しますよ。」と伝えたら、

男「詳しいことは上の者がいないので分らない。手続きの資料が有るので送ります。」と言って電話が切れる。

約10分間くらい話しましたが上のものから命令されて電話をかけてる感じがしました。
以上報告まで。

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参考資料:弁護士法 http://www.houko.com/00/01/S24/205.HTM

守る会事務局より「心強い会員さんに感謝致します。不審電話や郵便物には関わらないで下さい!」

追記:別の会員さんから入った情報として、内容証明を手配するのに前金として「30万円」を振り込むよう指示を受けたそうです。振込先は、弁護士名と違う富和商事と言う会社名です。